かしこい餌の与え方

水替えと同時にらんちゅうの飼育で迷うことは餌の与え方です。

私自身もこればかりは難儀をする日々で、餌のやりすぎで死なせてしまったこともありました。

いろいろと試行錯誤していく中でわかったこととして、餌の与え方を決めるためには、水の状態・天候・魚の状態の3つの要素を組み合わせて餌の量、回数などをコントロールしていくということでした。

これを実行するためには、毎日の観察が必要になってきますが、この3つの要素を頭に入れて決めていくと、調子が悪くなるということはほとんどなくなりました。

ここでは、水の状態と天候の状態をかけあわせて、いくつかパターンを例示しましたので参考にしてみてください。

このページでは、主に当歳魚以上の餌の与え方について書いています。稚魚への餌の与え方はまた方法が異なりますので次のページにて詳しく解説しています。

餌の与え方のポイント

水が綺麗で天候・水温も安定している日が続く時

咲きひかり金魚に代表される固形餌料をメインに与えています。

午前中は咲きひかり・午後から赤虫!この組み合わせが一番よく安定してくれます。

魚が餌を欲しがっている時は固形餌料を多めに与えてやるとよいでしょう。

水が出来て少し青い・天候が良く水温も安定している

水が綺麗なときに比べ、病気の発生率が少し上がるので固形飼料は控えめにして頂き、赤虫をメインで与えています。

午前は赤虫・午後から咲きひかり金魚という反対の組み合わせがお勧めです。

特に餌を欲しがっている時は赤虫だけをメインにして与えます。

水が新しく、天候が悪い(雨)水温も低い

こんな時期は冷えによる病気にかかりやすくなり、ある意味怖い日々となります。

前日との水温差が大きい場合は餌をなしにする、もしくは赤虫1回だけといった感じで控えめにすることが必要です。

特に午前中の餌は避けて、お昼頃に様子を見ながら与えるのが良いかと思われます。

基本的に餌は控えることが大切です。

魚が餌を欲しがっている時も若干不憫に感じますが、与えない選択もありです。

どうしてもほしがる場合は少量の赤虫程度にとどめておきましょう。

水は青い・天候が悪い(雨)水温も低い

こちらは急激な冷えは避けられると思いますが、引き続き注意が必要!

固形飼料は控えめにして頂き、赤虫をメインで与えてみてください。

午前、午後は関係なく一日2回・3回に分けて少量にした方が無難です。 魚が餌を欲しがっている時も赤虫だけにしておきましょう。

らんちゅうの餌の種類について、具体的にどんなものかについては、こちらでくわしく解説しています。

筆者の自己紹介(2019年6月更新)

名前:kik-boo
らんちゅう飼育歴:15年 水槽からの2尾飼育に始まり、今ではそれが高じて屋外プラ船で8尾飼育しています。これまで長年飼育した中での知識を役立てればと考えています。

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